隠れた逸品
ミカドのブレンドの中でも長年ご好評いただいている隠れた逸品で、和食にも良く合う香りと旨味が、料理の多彩で繊細な味わいを引き立てます。
ミカド珈琲 日本橋本店・店長より
「ミカド・アメリカン」として、ずっとお客様に愛され、ロングセラーのブレンドコーヒーの一つが「ライトブレンド」です。
さらっとした飲み心地でありながら、コクと香ばしい味わいが感じられることが人気の秘密です。
日本橋本店正面入り口
日本橋本店店内
手間ひまかけてます!ライトブレンドの作り方
一般的に「ライトブレンド」は浅めに焙煎したコーヒー、を指すことが多いのですが、ミカドコーヒーでは、とにかくたくさんの手間と時間をかけて作っています。
まず、良質なブラジル豆の穫れるエリアを厳選し、豆のサイズもふっくらと大きめなものを使用しています。
ブラジルのモジアナ地区の位置
そして焙煎レベルの違う「浅煎り・中煎り・深煎り」の3種類に煎りわけます。
それぞれの豆にぴったりフィットした焙煎を行うことで味の奥行と旨味を作り出すのですが、特に「浅煎り」の豆は、産地の特性としてナッツやきな粉の香りがしっかり出るものを選び抜き、さらにひと手間の工程(企業秘密)と時間をかけて芯までしっかり煎ることでその個性を引き立たせます。
最後にコロンビア豆とアフターミックス(それぞれ焙煎した豆を後でブレンドすること)を行い、やっとライトブレンドが完成します。
これらの細やかな工程を経て出来上がった味わいには、食欲をそそる香ばしい薫りと旨味が凝縮されています。
ライトブレンドの焼き豆「浅煎り、中煎り、深煎り」3色の豆の色を確認できます
よく聞くアメリカンコーヒーとは
一般的に「アメリカン」は薄いコーヒーという考えが定着していますが、実はアメリカンとは“濃い”ブレンドを薄めた訳ではなく“浅く焙煎した”コーヒーのことなのです。「アメリカンコーヒー」という名は和製英語で、アメリカでは「ウィークコーヒー(薄いコーヒー)」と言われています。
コーヒーの歴史や文化は掘り下げると奥が深くて面白いことがたくさんありますので、少しずつご紹介していきますね!
ライトブレンドのパッケージ
コーヒーの色も通常より若干淡い色合いになります
オンラインストア店長からひとこと
ミカドコーヒーのライトブレンドは、従来のイメージとはちょっと違っています。
コクがありながら、さらっと飲むことができる「飽きのこない味」。後味にお茶のようなやわらかい渋さを感じるので、是非、和食とお楽しみくださいね。
【コーヒー】についてのよくある質問
Q:
レギュラーコーヒーって何ですか?
A:
レギュラーコーヒーとは、焙煎したコーヒー豆を挽いて、お湯でフィルターなどを通し抽出するコーヒーのことを指します。
通常、フィルターコーヒーやドリップコーヒーとして知られています。
Q:
レギュラーコーヒーとエスプレッソの違いは何ですか?
A:
レギュラーコーヒーはお湯をコーヒー(粉)に通してゆっくりと抽出されるのに対し、エスプレッソは専用の器具で粉に強い圧力をかけることで短時間で抽出する淹れ方のコーヒーです。
短時間で抽出するためうまみ成分が濃く出るうえ、焦がしカラメルのような香りと、舌にからみつくような独特の風味豊かな味わいになります。
一方でレギュラーコーヒーはより軽やかでバランスの取れた味わいのコーヒーとなります。
また、使用するコーヒーの粉の量や挽き目、抽出量なども違います。以下、一般的な量を記載しますので参考にしてくさい。
レギュラーコーヒー | 一杯分:粉10g【中挽き】 | 抽出量180cc |
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エスプレッソ | 一杯分:粉8g【極細挽】 | 抽出量 30cc |