ブラジル BRAZIL

● ブラジル連邦共和国について
南アメリカに位置する連邦共和制国家。首都はブラジリア。

【面積:人口】
851.2万平方キロメートル(日本の約22.5倍):約2億784万人

【ブラジリア】
ブラジル高原の荒涼とした未開の大地(セラード)に建設された計画都市。
【南ミナス(スル・デ・ミナス)】
ブラジル・コーヒー生産の心臓部となるエリア。
【モジアナ】
サンパウロ州の北部、サンパウロとミナス・ジェライス州の境界エリア
【セラード】
サンパウロとブラジリアの間の平台地

● ブラジルのコーヒー

【生産量】
55.95万袋 (袋/60kg)(USDA、2016/17)

【コーヒー生産国】
世界第1位

【主要コーヒー輸出国】
欧州、アメリカに次いで、日本[国際コーヒー機関(ICO)資料より]

世界1位のコーヒー生産量で(30%以上)のブラジル産のコーヒーは、安定した供給量が得られることと、他の産地と合わせ易いことから、ブレンド用としてよく使用される。ブラジルは生産量の約80%で、アラビカ種を栽培。残りの20%で、カネフォラ種(コニロン)を栽培している。それは、ほぼ国内消費してしまうという。比較的斜面が緩やかな土地である為、機械化が進んだ巨大農園が多い。品種も多彩で、病害に耐性のある品種も開発、栽培が進んでいる。また近年は、少量でも高品質にこだわる農家も出てきており、生豆にするプロセスにもこだわる。従来の「ナチュラル(非水洗式)」も多いが、「パルプドナチュラル」を開発し、中米で主流の「ウォッシュト(水洗式)」にして、他の生産者との差別化を図る農家もある。コーヒーの消費は世界第二位で、消費国として急上昇中でもある。


【味の特徴】
控えめな酸味と、軽いボディや香ばしさに特徴がある。酸味と苦味のバランスが良い。カラメル、カカオ、ナッツのような香りがある。

● コーヒーの産地
生産量がアップしている主要3大エリアは、モジアナ地区、セラード地区、そして南ミナス地区になります。

モ ジ ア ナ 地 区


セ ラ ー ド 地 区


ミ ナ ス 地 区

ブラジルのコーヒー豆を使用したミカドの珈琲

※ブレンドはブラジル以外の豆も使用しています