コスタリカ COSTARICA

● コスタリカ共和国について
【面積】
51,100平方キロメートル(九州と四国を併せた面積)
【人口】
約486万人(2016、世銀)

(以上、外務省データより)

【サンホセ】
コスタリカの首都。標高1,200m

● コスタリカのコーヒーについて
【生産量】
87,490トン(世界16位)(2016,FAOデータより)
【生豆国別輸入量】
コスタリカは第16位,1,276トン
(全日本コーヒー協会資料, 2017年/ 財務省 「通関統計」)

コスタリカ(COSTA RICA)は「美しい海岸」という意味。中米のスイスとも言われる程、安全で美しい国、そして環境に優しい国です。
1729年にキューバからコーヒーの木が移植されたコスタリカは、高品質のアラビカ種のみを栽培している。多くは小農園ですが、政府支援のコスタリカ・コーヒー協会*による全面バックアップもあり、高品質コーヒーの産地として知られるようになった。特に標高1,200m以上の高地で採れるスペシャルティコーヒーは、上品なコクと香りに定評があります。
コスタリカでは自然との調和を大切にした環境に優しい方法でコーヒーが生産されています。品質は勿論ですが、その環境への優しさも世界的に高く評価され、高値で取引されています。

【マイクロミル革命】
近代になり始まったコスタリカでのコーヒー豆栽培ですが、最近になってさらに大きな変革が行われました。それは「マイクロミル革命」と呼ばれています。
一般的にコスタリカでは、コーヒー農家は、農協や集荷業者にコーヒーチェリーを販売することで生計を立てています。そして、農協や集荷業者は、沢山のコーヒー農家から集めたコーヒーチェリーを巨大なミル(精選施設)に入れて、水洗処理を行います。コーヒー農家は、自らコーヒー豆を加工する必要がない為、簡単ではあるのですがその分の手数料を業者に取られてしまうので、手取りのお金が少なくなってしまいます。このような状況を解決する為、コーヒー農家自身で身内や近隣のグループで集まり、小さいミル(精選施設)を作って水洗処理まで自分達で行い、できるだけ多くのお金を手取りでもらおうという運動です。2000年台に入ってから行われているこの動きのことを「マイクロミル革命」と呼びます。

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*コスタリカ・コーヒー協会(ICAFE)…Instituto del Café de Costa Rica http://www.icafe.cr/

● コーヒーの産地
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コスタリカのコーヒー豆を使用したミカドの珈琲

※ブレンドはコスタリカ以外の豆も使用しています