パナマ PANAMA

● パナマ共和国について
【面積】
75,517平方キロメートル (北海道よりやや小さい)
【人口】
約403万人(2016、世銀)

【パナマシティ】
パナマの首都。太平洋に面しパナマ運河の入り口。
【ボケテ】
コーヒーの産地。コスタリカとの国境近く。※首都パナマシティからボケテ地区は車で約5~6時間、飛行機で1時間ほど

● パナマのコーヒーについて
【生産量】
10万袋(60kg bag)(2015/2016、ICOデータより)
その内、輸出は2-3万袋。残りは全て国内消費となり、国内消費量が多く、自国生産だけではおいつかず、カネフォラ種を国外から輸入している。
【生豆国別輸入量】
パナマは第24位,130,045kg
(全日本コーヒー協会資料, 2017年/ 財務省 「通関統計」)

パナマコーヒーの輸出先の50-60%はアメリカ。30%をEU,残り20%を日本、韓国、オーストラリアとなっている。19世紀末、移民によってコーヒー栽培が始まったが、そのほとんどはアメリカに輸出されたため、パナマ産のコーヒーは、日本にはあまり馴染みがなかった。ところが、2004年のパナマ国際オークションで、エスメラルダ農園の「ゲイシャ種」のコーヒーが、市場最高値で落札され、一大「パナマ・ゲイシャ ブーム」が起きた。栽培されているコーヒーの82%はアラビカ種であり、残りの18%がカネフォラ種である。

【「ゲイシャ(種)」とは】
パナマで栽培されている希少価値が高いコーヒー「ゲイシャ」種は、エチオピアの地方の名前が由来となっている。風に弱く雨を好む品種ですが、生育にぴったりの環境を持つ農園で栽培されると、華やかな香りのコーヒーとなる。

● コーヒー産地エリア
アラビカ種の中、パナマのメインのコーヒー栽培品種は、カトゥーラ(種)、ティピカ(種)です。これらの品種の持つフルーティさを表現するコーヒーを産出する良い農園の多くは、「ボケテ地区」(チリキ県)にあります。


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パナマのコーヒー豆を使用したミカドの珈琲