- ● タンザニア連合共和国について
- 【面積】
94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
【人口】
5,557万人(2016年、世銀)
【首都】
ドドマ(法律上の首都であり、国会議事堂が置かれている)ダルエスサラーム(事実上、首都機能を有し、経済面でも中心となっている)(以上、外務省データより)【ドドマ】
法律上の首都であり、国会議事堂が置かれている。
【ダルエスサラーム】
事実上、首都機能を有し、経済面でも中心となっている。
【アルーシャ】
コーヒーの産地「モンデュール農園」がある。
- ● タンザニアのコーヒーについて
- 【生産量】
1,150(千袋) ※1袋:60kg(資料USDA)
【コーヒー生産国】
世界第 16位(資料USDA)
【日本の生豆国別輸入量】
第7位、133千袋(財務省・速報値、2017年1月~11月)
タンザニア北東部に位置する、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山(標高5,895m)のふもと、「アルーシャ」地区、「モシ」地区で収穫されたコーヒー豆のみを従来は「キリマンジャロ」ブランドとしていたが、現在はブコバ地区以外で取れる豆以外のアラビカ種を「キリマンジャロ」としている。
現在、最高級品は、タンザニアのコーヒー規格の最高級を示す「AA」をつけて「タンザニアAA」と呼ばれる。日本にはAA,ABが輸入されている。生産量の95%程度は1ヘクタール未満の小規模農家で収穫されたもので、エステートと呼ばれるような規模の大きい農園は5%ほどだと言われている。高品質コーヒーが栽培される潜在能力がありながら、小規模生産者レベルでの精選処理が原因となり品質低下を招く結果になっていることも多かったが、近年、生産者の品質意識の高まりなどから農園での処理も改善されており、またCPU(Central Processing Units)と呼ばれる、設備の整った場所で精選される割合も増加していることで、品質向上につながっている。